第4章 症例
4-1.単一動作のみが制限される症例
4-1-4.膝

久しぶりの練習後に出現した右膝痛で右腸脛靱帯炎の診断がついた20才女。2週間痛みがとれないとの事。右下肢の伸展動作で痛みを訴えた(図4-8)。探索棒で胃経上を擦過すると上巨虚に鋭い痛みがあり、ここに円皮針を行ったところ、膝痛は消失し、その後、痛みの再発はなかった。

図4-8 4-1-4の制限動作
図4-8 4-1-4の制限動作
使用経絡経穴
右胃経上巨虚